早川 真央さん(Uターン就職)

ミズノテクニクス株式会社 養老工場
早川 真央さん

一度は離れた地元 養老町の企業へ就職

養老山地と揖斐川に囲まれ、滝の水が酒になったという親孝行の伝説「養老孝子伝説」や、その舞台となった養老の滝など、自然に恵まれた養老町。ここには、世界で活躍する野球選手のバットやグローブを製造する、ミズノテクニクス株式会社養老工場があります。早川真央さんが入社したのは2015年。3年目の若手社員です。

早川さんは養老町出身。関西の大学からUターン就職で、「通勤は自宅から車で10分ほど。中学校に通っていたときより近いかもしれません」と笑います。もともとは、進学した関西での就職を考えていました。野球が好きで、関西の球場でアルバイトをしていたこともあります。一流選手のバットをつくることで有名な「ミズノテクニクス」が養老町にあることは知っていましたが、大きな会社の工場という認識でした。しかし、調べてみると2002年にミズノ株式会社から分社した、独自採用の企業であることがわかります。そこで思い切って、採用試験に応募しました。

▲「まだまだスコアは言えませんが、もっと上達したいです」とミズノのクラブを手に話します。

故郷の魅力が分かるのは、ほかでの暮らしを経験したから

就職前には、田舎での生活に不便を感じることがありました。しかし、社会人として帰ってくると、見え方が違ったといいます。

通勤で車に乗るようになって気がついたのは、名神高速道路のインターチェンジからほど近い養老町は、西へ行くにも東へ行くにも便利ということ。大好きな野球場巡りにも、拍車がかかりました。
自然が溢れ、空気もきれい。満員電車に揺られる通勤とは無縁で、安心して暮らせる住みやすいまちだと改めて実感する毎日です。

ミズノテクニクス人事担当の小松和樹さんも「養老町近隣は、一戸建てを購入する社員が多く、ほとんどの通勤時間が30分程度です。長く勤めてもらっている方が多いですね」と、住環境の充実と働きやすさについて語ってくれました。

▲ミズノのクラブには「YORO JAPAN」のキャッチフレーズがつけられています。

野球好きは変わらず 今はゴルフクラブに一生懸命

現在、配属されているのはゴルフ製造部。製品の生産管理をする部門です。ミズノのクラブ部門は近年カスタムフィットに力を入れており、業績も好調。早川さんはクラブのヘッドやシャフトなどの部材手配や、工場への納入を担当しています。

3年目の若い社員にとって、職場の先輩とは父親ほどの年齢差があります。自分の父親の知り合いであったり、他部の課長が友人の父親であったりと、勤務先でありながら、地元ならではの温かさや、アットホームな雰囲気に包まれています。

将来は、野球関連の業務にも関わりたいという夢があります。しかし、今はゴルフクラブに集中する日々。プライベートでも、同期や若手社員で集まって練習したりコースに出るなど、ゴルフの魅力にも惹かれています。近隣にゴルフコースが多いのも、養老町の特徴です。

早川さんに聞きました!

転職に関する情報をどうやって収集した?

就職活動も特に変わったことはしていません。就職活動中に地元の企業が独自採用をしていることを知れたのは、良かったと思います。

これからの夢は?

まだまだ3年目ですが、やはり地元が好きですし、これから家庭を持つようになっても養老町で働いていきたいと思います。医療や子育てについては心配していません。子どもは、私が感じたように田舎の暮らしが不便だと思うかもしれませんが。

Uターン就職をしてみてどう?

一度故郷を離れてみると、環境の良さなど、それまでは当たり前だと思っていたことが実は大切だということに気づかされます。もちろん、都会には都会の良さもありますし、それを知ったうえで帰ってきたことは、私にとっては良かったと思っています。皆さんも、もう一度、故郷に目を向けるのも良いと思います。

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