田口龍治さん、寿子さん(米・麻製品の制作販売)

米・麻製品の制作販売
田口龍治さん、寿子さん

田口龍治さん・寿子さん

「都会で暮らしていては見えないもの、人と助け合う大切さや、もののありがたみが見えてくる」

「上京した時から、いつか岐阜に帰りたいと思っていました」。揖斐川町で暮らす田口龍治さんは高山市、妻の寿子さんは神戸町と夫婦ともに岐阜県出身。龍治さんは、東京の飲食店に勤めていましたが、林業に強い関心を持っていました。2004年、揖斐川町に移住。「一つの集落で、米を生産する人もいれば、茶の栽培を生業にする人もいる。そんな豊かな表情を持っている点に惹かれました」と田口さんは移住先を決めた理由を話します。

現在は棚田やキャンプ場、スキー場、揖斐川水系の保全の仕事に従事。また、米の栽培や麻製品の制作販売などもしています。

麻炭や草木染など自然にこだわった麻製品

▲妻の寿子さんとともに麻炭や草木染など自然にこだわった麻製品の制作販売をしています

米づくりでのこだわりは無農薬栽培。地域の人々からアドバイスを受けたり、古い農具を託してもらったりと助けられています。そんな地域の結びつきに心地よさを感じているそう。「まわりの人が見守ってくれていると思うとありがたいです」とほほ笑みます。

自分が地域から受けた恩を返そうと、空き家の紹介など移住希望者に向けたサポートも実施。「都会では見えないものが見えます。私は揖斐川町で生きていく力とは何か教わりました。新しい生き方を求めて揖斐川町に来る人と、地域の人を結んでいきたいです」

揖斐川町の街並み

▲コミュニティバスもあり、不便さはあまり感じないといいます

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