山本 葵さん(協力隊OG in 白川町)

白川町臨時職員
山本 葵さん

白川町初の地域おこし協力隊 新たな生活がスタート

もともと田舎の暮らしやまちおこしに興味があり、大学でも地域活性化に関する研究に携わっていた山本葵さん。就職活動をしているときに知人から地域おこし協力隊の制度があることを聞き、応募したのが始まりです。

「募集要項を見ていたときに、他の自治体の『あなたのスキルを活かして』とか『第6次産業を一緒に~』というフレーズには、ちょっとハードルの高さを感じたんですが、白川町の場合は地域活性化に興味のある人』とあって、ここなら社会で働いたことがない私でも応募しやすいかなと感じました」。 白川町についてほとんどリサーチすることなく応募し、書類審査から面接へと進み、合格しました。

白川町にとって、山本さんが地域おこし協力隊第1号。隊員になったばかりの頃は、知り合いも仕事の先輩もいない、見知らぬ土地の生活に不安も多かったと振り返ります。

町民の協力とバイタリティでまちおこし活動が着々と!

白川町や町の人のことを知ろうと、地域のイベントに参加したり役場の広報職員に同行して取材に立ち会ったり、ときには町の社会福祉協議会や白川野菜村チャオなどの産直市場、福祉施設で一定期間働かせてもらうなどして、町内で顔を広げることに尽力しました。

その後は白川町の観光や情報発信に力を入れ、町観光協会と協力してバスツアーの企画運営、コミュニティラジオのパーソナリティを月に1回担当するなど、まちおこしに取り組んできました。観光バスに同乗し、自ら企画したバスツアーでガイドとして白川町の魅力を発信しています。

様々な取り組みを実施して、任期の3年が終了。その後は任期中と同じ待遇で、引き続き白川町の臨時職員として勤めています。 山本さん自身も、任期終了後は白川町内で職を探して定住するつもりだったといいます。現在は任期中の業務を引き継ぎつつ、移住希望者の相談窓口も担当。協力隊の活動で身につけた町の人や、モノ、コトに関する情報が今の仕事にもとても活きていると実感しています。 「これからは空き家に関する改修補助や家賃補助など、移住者にとってメリットになる制度を学び、伝えていくのが目標」と話してくれました。

田舎への移住は人づきあいを覚悟して

地域活性化やまちづくりの仕事をする中で、プライベートと仕事をしっかり分けることには苦労があります。町の隊員第1号であった山本さんには、当初、町で見つけた喜びや驚きを他の人と共有できないという悩みもありました。しかし、多くの人と交流し、歴史や暮らす人のことを知るうちに、地元の人から頼られる存在になれたことが一番のやりがいだったそう。「よく知ってるね!と言葉をかけられた時は、とても嬉しかった」と振り返ります。

「『田舎でのんびり暮らしたい』と思って来ると、かなりギャップがあるかもしれません。田舎は人づきあいが深く、交流も密になるので、人との交流が苦ではない人や人づきあいが得意な性格であればおすすめです」と微笑みました。

山本さんに聞きました!

移住に関する情報をどうやって収集した?

インターネットで少し調べたくらい。地域おこし協力隊の面接のときに初めて白川町を訪れました。

移住に関して大変だったことは?

車の運転。移住するために免許を取ったのですが、白川町は道が細く山道が多いので、運転に慣れるまで苦労しました。

現在の仕事は?

白川町の臨時職員として移住希望者の相談窓口補助を担当しています。

これからの夢は?

白川町に移住者が増える取り組みに励むのと、町の人たちと楽しく過ごしていきたいです。

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