私たちが暮らす石徹白(いとしろ)は、霊峰白山の麓、標高700mに位置する、小さな集落です。
冬は雪が深く、夏は白山の雪解け水が川にせせらぐ縄文時代から人々が暮らしてきた土地です。
そんな土地で私たちヴィーダガーデンは、家族で田畑を耕し、夏は馬とともに暮らし、活動しています。
ひとつ屋根の下で、家族で暮らす。
いま、家族の営みに光を照らし、ここでの暮らしから、子ども達の”生きる力”を育みます。
子ども自身が、普段の学校や日常から離れて、里山の暮らしから新しい自分を立ち上げる、そんな山村留学に参加しませんか?
▼ヴィーダガーデンの日々はこちら▼
https://www.instagram.com/vidagarden_itoshiro/

山村留学生が馬と触れ合う姿
【子どもたちがありのままの自分でいられることの大切さ】
子どもは生まれながらに
「自らを育み、自立していく力」を持っている
私たちヴィーダガーデンは、そう信じています。
子どもたちの力を伸ばしていくために、私たちが大切にしていることは、
「一人ひとりの発達に見合った環境づくりに励むこと」
「(多様な大人が)環境や自分自身との付き合い方の選択肢を魅せること」
だと思っています。
子どもたちが、白山の麓にある自然豊かな石徹白の環境で、親でもなく先生でもない大人の私たちと共に過ごすこと。
私たちヴィーダガーデンは、
『子どもたちが、自然や動植物、人間との繋がりのなかで、
その子自身がありのままの自分でいられる土台を育むこと。
好きなことに夢中になったり、充実感をもって生きるようになること。』
を願って、日々の里山暮らしをともにする《子ども山村留学》を開催しています。

地元の子と山村留学生が川でともに過ごす姿
●大切にしている暮らしのポイント①
“馬と暮らす夏”
6-9月は馬とともに暮らします。
毎日のお世話や乗馬、穏やかな性格の馬との触れ合いを通して、子どもたちのいのちを愛でる気持ちや、自分の心を緩ませ解していく力を育みます。

馬と毎朝触れ合う山村留学生
●大切にしている暮らしのポイント②
“身体と心を大切にする食べる時間”
自分の手で自然の恵みを育て、収穫し、四季のリズムに合わせた食事を自分の手で作ります。
丁寧に料理し、共に美味しいを分かち合う時間の中で自分の心と身体の声を聞きながら、“食べる感性”を育みます。

●大切にしている暮らしのポイント③
“友だちと自然のなかで遊び、育み合う”
放課後児童クラブの運営をしている私たち。
石徹白の子どもたちと大自然の中で、共に遊び、学び合い、支え合いながら暮らします。
私たちは、子どもたちそれぞれの遊びの探求や、“仲間ともに生きる力”が自然と育まれる環境を見守り、寄り添い、伴走します。

●大切にしている暮らしのポイント④
“自然とつながり、自分の手で暮らしをつくる”
春から秋は、田んぼやガーデンでお米や野菜を育み、収穫を祝い、暮らしの風景をともにつくります。
冬は、薪ストーブに火を入れ、雪かきする…そんな自然のリズムに合わせた暮らしをします。
子どもたちは、自然とつながる暮らしの中で、“生きる力”を育みます。


子どもが、自分の手で稲刈りする秋の風景
石徹白の四季(1年間の過ごし方)


里山で暮らしたい!新しい自分を立ち上げたい!そんな子ども達へ
対象は、里山暮らしをしてみたい小学1年生〜高校3年生
※大学生は応相談
例えば…
・自然のなかで、自分の好きなことにとことん熱中する時間がほしい
・学校生活やまわりの環境の中で、自分らしくいられない
・少しの時間、親元を離れて自立した生活習慣を身につけたい
・人生の進路選択の前に、じっくりと自分の時間をおくりたい
・料理や手芸などの暮らしの手しごとをしてみたい
・赤ちゃんと暮らしてみたい(2025年6月に赤ちゃんが誕生しました)
※放課後の時間は、受け入れ家族が運営する、放課後児童クラブで、地元石徹白の子たちが遊びに来ます
(自然とお友だちと外で自然遊びやアートや工作の時間を共に過ごします)
※保護者の同伴なしの子どものみの参加です。
【私たちの自己紹介】

私たち家族と暮らします
◎勅使河原(加藤)香苗 :てっしー
画家/イラストレーター。筑波大学大学院芸術専攻卒業。“自然の中で子どもたちの感性を育む”という人生のテーマを持ち、季節の手しごとワークショップを開催。代表的な活動に、福音館書店「母の友」にて親子で楽しめる自然あそびを紹介、福音館書店「ちいさなかがくのとも」にてエッセイを掲載、パーマカルチャーカレンダーの挿絵を担当するなど、絵とワークショップの両軸で活動している。
◎加藤健志郎 :けんぴ
教育の世界に携わって、17年。大学生から、登校拒否の子のメンタルフレンドになる活動や、発達障がいの子たちのソーシャルスキルトレーニングの補助員、海外現地NGOの教育施設建築のワークボランティアを経験。社会人になってからは、建築会社の経営企画で人財育成に携わる傍ら、エディブル・スクールヤード・ジャパンの活動に参画、現在は、放課後児童クラブの開設など、子ども自身が感性や可能性を開く瞬間を支えられる場づくりをしている。

冬の週末は石徹白の子どもたちとスキーを楽しみます
募集要項
| イベント名 | 子ども山村留学2026 ‐地球とつながる家族の暮らし‐ |
|---|---|
| 開催期間 | 2025/12/15 ~2027/03/30 |
| 留学期間等 | 留学期間(2026年度) 基本的には、オンラインで親御さん、子どもの希望によって、以下のパターンで受け入れ期間を設定しています。 ※1年間の留学を希望されるお子さまを優先させていただきます。 1)1年間 2)2〜3ヶ月 3)半月 4)10日間〜 2025年度冬季留学期間のご紹介 |
| 費用 | 留学期間により変動します お問い合わせにて、ご相談させていただきます |
| 集合場所 | 岐阜県郡上市白鳥町石徹白 VIDA Garden 拠点 基本的に、現地にて受け入れたいと思っておりますが、公共交通機関などで来ていただき、車でお迎えをすることなども可能です◎ |
| 募集者/主催者 | VIDA Garden ヴィーダガーデン |
| その他 | 募集人数 1期間で、基本的には1名 ※1年間は1名 本人の希望などがあった場合に関しては、同性の子どもは、2名まで受け入れることにしています◎ |