【2019.11.9セミナー】「近畿圏の学生と岐阜県内企業との大交流会」開催レポート

11月9日に第4回清流の国ぎふ暮らしセミナーin近畿「近畿圏の学生と岐阜県内企業の大交流会」が、Kyoto de Meetingで開催されました。

今回のセミナーは主に近畿圏の大学に通う岐阜県出身の学生を対象としたもので、岐阜県内に本社を置く6社が参加しました。はじめに、主催者代表として岐阜県清流の国推進部地域振興課長の梅本さんからご挨拶があり、同じく地域振興課の荒川さんには岐阜県の5地域(飛騨・東濃・中濃・岐阜・西濃)の概要を紹介していただきました。岐阜県出身ではあっても、自分になじみのない地域については知らないことも多く、出身地を改めて勉強する良い機会になりました。

次に、岐阜県総合人材チャレンジセンター(愛称:「ジンチャレ!」)の山口さんから、岐阜県における就職事情について説明していただきました。岐阜県総合人材チャレンジセンターは、岐阜県が運営する、様々な世代の求職者を対象とした就職支援センターです。岐阜県内の2拠点をはじめ、東京、名古屋、大阪では毎週出張就職相談会を開催しており、様々なサポートを行っています。山口さんには大きく分けて2つのことについてお話しいただきました。

1つ目は、岐阜県の進学・就職状況について。岐阜県内の大学進学者はおよそ1万人であり、その8割が県外の大学に進むそうです。県は、そういった学生が地元で就職しやすい環境づくりに力を入れています。

2つ目は、岐阜県内の企業の特徴について。岐阜県は製造業が盛んで、生活必需品から航空機部品に至るまで、幅広い製品を高い技術力を生かしながら製造しています。主な特徴としては、OEM(original equipment manufacturing、 他社ブランドの製品を製造する企業で、拡大傾向にある。)、BtoB企業(business-to-business、企業間の取引に主眼を置く企業)が多いということなどが挙げられていました。その性質上普段はなかなか目にする機会がなくても、業界内では非常に大きな役割を担っている、そういった企業が岐阜県には数多く存在しているようです。

今回は、岐阜県内に本社を置く6社にお越しいただき、それぞれの特色についてご説明いただきました。

はじめにお話ししていただいたのは、笠松町に本社を置くGFC株式会社さん。業務用食材卸の分野において全国トップクラスの規模を持つ企業で、業務用加工食材の企画・販売を行っているほか、物流の面でも活躍しています。海外に日本食を届けたり、医療食や介護食の企画をしたりと、幅広いニーズに応える展開もしています。
2番目にお話ししていただいたのは、各務原市に本社を置く株式会社 日本一ソフトウェアさん。大手メーカーの家庭用ゲームソフトの企画・開発・販売や、スマートフォン・タブレット端末向けのコンテンツの制作などを行う企業です。社員の平均年齢が若く、地域に根差した展開を行っているのも特徴です。ソフト開発の会社というと理系向けに思えるかもしれませんが、文系出身の人も多く活躍しているそうです。

3番目は、土岐市に本社を置く高砂工業株式会社さん。60年以上の歴史を持ち、その卓越した技術力で熱処理を中心とした主に企業向けの設備を製造するBtoB企業です。近年では日本国内だけではなく海外の需要も高まっており、アジアを中心に事業展開を行っています。ヨーロッパやインド、アフリカなども視野に入れた取り組みを行っており、今後ますます活躍の場が広がりそうです。

4番目は、多治見市に本社を置く株式会社 バローホールディングスさん。食品スーパーとして東海・北陸地方のトップシェアを獲得しているということもあり、学生参加者における知名度も抜群でした。地域密着型の経営を行っており、業界内においてはトップクラスの利益を生み出しています。製造から流通・販売までを一貫して担うのが特徴です。

5番目は、高山市に本社を置く飛騨産業株式会社さん。家具・インテリア用品の製造販売を行い、100年近い歴史の中で確立された「HIDA」ブランドは世界中で愛されています。また、製造業に加えて自然エネルギーによる発電事業や林業も行っており、モノづくり企業の新しい形として今後さらに活躍の場が広がっていくのではないかと思われます。

最後にお話ししていただいたのは、大垣市に本店を置く株式会社 大垣共立銀行さん。指紋認証だけで取引ができるATMや、移動式のATMなど、従来の銀行には見られなかった全国初のサービスを先駆けて展開しています。地域経済の活性化を掲げ、地域・利用者に寄り添った事業展開を行っているのも大きな特徴です。

後半は、参加者が3~4人のグループに別れ、6社のブースをローテーションですべて回るというスタイルでお話をお聞きしました。時間が限られた中で、各企業のご担当者から詳しいお話が聞け、親近感も感じられました。

今回のセミナーは、関西圏で全7回が予定されている「清流の国ぎふ暮らしセミナー」の第4回でした。今回は、就職を視野に入れた学生が対象だったこともあり、いつもとは少し違った雰囲気の中でいろいろなお話を聞くことができました。私も岐阜県出身ですが、名前を知らなかった企業のことを知ることができ、自分の地元の産業の魅力に触れることができたような気がします。岐阜県に興味のある方、移住に興味のある方は今後のセミナーにもぜひ足を運んでみてください。

(セミナーレポート 大学1回生 R.O.)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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