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【3月14日-15日ツアー】「清流の国ぎふ暮らし交流体験ツアー」開催レポート

【3月14日-15日ツアー】「清流の国ぎふ暮らし交流体験ツアー」開催レポート

2019年3月14日、15日の2日間で、地方暮らしに興味のある方に岐阜県を知っていただくため、「いいまち、ぎゅぎゅっと集まる岐阜で、暮らしと仕事体験ツアー」を開催し、中京圏・関西圏在住者を中心とした参加者の方々が瑞浪市・美濃加茂市・各務原市を訪れました。

1日目
1日目は、瑞浪市の誇る陶器産業を知る工場見学や体験を行いました。
まずは釉薬の研究・製造・販売を行っている「株式会社玉川釉薬」を、玉川さんの案内で工場見学しました。陶磁器をおおうガラス質を形成する薬品で、毎日触れているのにあまり知らない釉薬の製造過程を見せていただきました。

そののち、洋食器メーカーである「株式会社深山」を訪問させていただき、松崎さんのご案内で工場を見学。洋食器の大量生産の現場を生で見させていただき、洗練された美しい食器ができるまでを見せていただきました。
1つの食器ができるまでにどのような工程があり、どんな設備があり、どれだけの人がかかわっているのか、学ぶことができました。

玉川釉薬様と深山様の工場見学では、地元の一大産業の現場を見ることができ、実際に働く際のイメージにもつながったのではないかと思います。

この日の昼食は「鈴木食堂」さんで、ボーノポークとんかつ定食。岐阜県のブランド豚ボーノポークのジューシーなお肉をカラッと揚げたとんかつは、ソースやみそだけでなくお塩でもおいしくいただけ、とてもボリュームがありましたが皆さんペロリと完食していました。

お食事のあとは「陶与左衛門窯」へ。水野さんに世界一のこま犬や世界一の茶壷、国内最大級の登り窯など瑞浪市の誇る陶器文化をご紹介いただきました。

こま犬の作陶体験では、作品に参加者の皆さんの個性が表れており、非常に楽しく作業ができました。短い時間でしたが真剣そのもので取り組み、焼き上がりが待ち遠しいようでした。

美濃焼専門店の「ちゃわん屋みずなみ」を訪問。マスターズクラフトの五嶋さんより、施設についてのご説明や陶器の奥深さを教えていただきました。
その後のお土産タイムでは、この日に訪れた深山さんの食器を購入される方もいらっしゃるなど、瑞浪での思い出としてお買い物をされていました。

瑞浪市をあとにして、この日は美濃加茂市での交流会に向かいます。
美濃加茂市は三和町にあります、美濃加茂市へ移住された都竹さんがご夫婦で運営されている「喫茶つみき」が今回の会場です。
古民家を改装したおしゃれな外観のお店に足を踏み入れると、暖炉や素敵なソファの温かい店内に、かわいらしい盛り付けのお料理がずらっとならんでいました。
交流会には、美濃加茂市の職員の方、三和まちづくり協議会の方々、この春から美濃加茂に移住をするという方々がご出席くださいました。
おいしいお料理を囲みながら、美濃加茂市や三和地域について、移住についてのお話を聞ける、非常に有意義な交流会となりました。

夕食のあとは美濃加茂市にあります「観光旅館元禄荘」で宿泊。1日の疲れを癒しました。

2日目
2日目は天候にも恵まれたなか、各務原市にあります「学びの森・KAKAMIGAHARA STAND」へ伺いました。かかみがはら暮らし委員会の戸高さんに施設と学びの森についてのお話を伺い、プロカメラマンの高田さんを講師として写真撮影のワークショップを行いました。光の調整、構図の工夫、被写体の選び方などを学んだあと、学びの森で実践!皆さん夢中で写真撮影を楽しんでいました。

この日の昼食はKAKAMIGAHARA STANDのカカミガハラサンドをいただきました。
こちらのメニューは各務原市近郊の生産者の方と協同で作られたサンドイッチで、地元の食材を活かしたお食事を楽しみました。

その後イオンモール各務原内にあります「KAKAMIGAHARA OPEN CLASS」に移動。こちらは各務原市が運営する移住定住の総合相談窓口です。「ドライフラワーと絵画教室Siori」の楠さんを講師として、ドライフラワーリースの体験ワークショップを実施しました。素敵なドライフラワーの中から好きなものを選び、思い思いのリースづくりをしました。

同会場にて、各務原市職員の方から各務原についてのお話を伺いました。移住経験者の楠さん自身の体験談も交えながら、どうして各務原を選んだのか、移住のサポートをしていただいたのか、などのお話しもいただきました。「移住したばかりの頃はひとりぼっちでしたが、市の方々がリノベーションのお手伝いに来てくれて・・・」と実際にどのように開店に至ったのかなどのリアルな体験も聞けました。

各務原市をあとに、再度美濃加茂市に戻ります。
まずは「ぎふ清流里山公園」にお買い物へ。喫茶つみきで食べた地元のお野菜をはじめ、地元の食材や特産品をお土産として購入していました。
そのあとは、この2月から美濃加茂市の中心部にオープンしたばかりの「コミュニティビル MINGLE」に伺いました。空きビルをリノベーションした施設で、1Fをチャレンジスペースとして貸し出しをしております。現在出店している「美濃加茂茶舗」の店長 伊藤さんのご案内で日本茶のワークショップを体験しました。美濃地方のこだわりのお茶と茶器を使って、水出しのお茶とお湯だしのお茶の飲み比べをしました。入れ方によって苦みや甘みの感じ方が異なり、参加者の方も驚いていました。

ワークショップのあとは、移住者である店長の和田さんよりMINGLEの活動やできるまでの経緯などをご説明いただきました。また、美濃加茂市職員の方から、美濃加茂市についてのお話や移住に関するご説明もいただきました。

今回は3市にまたがるツアーで、岐阜県の様々な顔を見ることができました。
「夢」や「目標」をかなえるための移住として、いろいろな可能性のある岐阜県にまた来ていただけたらと思います。
ツアーを通じて多くの人と交流ができたので、是非ともこのつながりをきっかけに移住を考えていただく機会になれば幸いです。