【公式】岐阜県への移住・定住ポータルサイト 河原 知子さん |移住者インタビュー|ふふふぎふ|岐阜県 岐阜県

interview

地域おこし協力隊は
様々な視座を行き来する案内人

河原 知子さん

- 東白川村地域おこし協力隊

プロフィール

前居住地:岐阜県各務原市

河原さんに聞きました!
Q1.地域おこし協力隊に応募された動機を教えてください。

 染織作家活動をしており、自然豊かで川が美しい場所に工房兼住居にできる自分の家や庭が欲しいと思い、移住目的で応募しました。

Q2.現在どのような活動に従事されていますか?

 集落支援機構というところで、移住者のフォローや、東白川村が加盟している「日本で最も美しい村」連合の活動としてイベントの開催等を行っています。

Q3.地域おこし協力隊としてのやりがいを感じることはどのようなことでしょうか?

 村で地域活性化のため行われている「美しい村づくり委員会」の運営を手伝っているのですが、「何をしているどういう集まりなの?」という質問をよく受けていました。そこで、今まで、ほとんどインターネット上に文章と写真のみ行っていたイベント告知や活動報告を、紙媒体で絵と簡単な文章で子供にもわかる内容のチラシや「美しい村づくりだより」を作成し、毎月の広報に入れていただいています。今年の4月から始めたのですが、少しずつ「広報見たよ」、「絵があって楽しい」、「来月も楽しみにしてるよ」という声をいただけるようになってきました。

Q4.地域おこし協力隊として活動する地域に実際に暮らしてみた感想を教えてください。

 山間部の東白川村は、私の生まれ育った平野部各務原市というところからそんなに離れていないのですが、気候風土が大きく異なり驚きました。各務原市では、真冬でも0度を下回ることはあまりなかったのですが、東白川村では冬になるとマイナス10度を下回る日もあります。そんな寒い村ですが、人はとってもあったかいです。

Q5.地域おこし協力隊を目指す後輩へのアドバイスはありますか?

 様々な地域、土地で暮らすということにマニュアルはありません。それぞれの土地にはそれぞれの気候風土、歴史があり、その土地で先祖代々暮らしてきた方々がつくりあげてきた営みがあります。そういったものに敬意を払いつつ、隊員自身の気質に合うかどうかを客観的に見定めることが大切なのではないかと思います。